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2025/05/06

【40代ダイエット完全ガイド】なぜ痩せない?代謝の仕組みと”今すぐ始めたい”体質改善習慣3選

そのダイエット、40代には逆効果かもしれません。

この記事は、トレーナー歴12年・指導実績1,000人超のパーソナルトレーナーが執筆しています。

40代女性を中心に「無理なく痩せられる習慣作り」を指導してきた現場の知見をもとに、正しい体質改善法をお伝えします。

■ なぜ、40代になると「何をしても痩せない」と感じるのか?

それには、加齢による代謝の低下と体の仕組みの変化が深く関係しています。

日本医師会のデータによると、基礎代謝の「基準値」(=体重1kgあたりの消費カロリー)は年齢とともに下がっていく傾向があります。

  • 18〜29歳:22.1 kcal/kg/日
  • 30〜49歳:21.9 kcal/kg/日
  • 50〜64歳:20.7 kcal/kg/日

出典:日本医師会|1日に必要なカロリー(推定エネルギー必要量)

こうした“見えない変化”が重なることで、これまでと同じ生活をしていても太りやすく、痩せにくい体質へと変わっていくのです。
 しかも、極端な食事制限や自己流トレーニングでは筋肉が落ち、代謝がさらに悪化するという悪循環にもつながります。

だからこそ今必要なのは、40代の体に合った“やめずに続けられる習慣”。
 以下では、科学的根拠と指導実績に基づいて厳選した3つの体質改善習慣を紹介します。

1. 朝の10分がカギ!代謝を高める「朝活ストレッチ」

▷ 朝の運動で代謝スイッチをON

朝の時間に軽く体を動かすことで、交感神経が刺激されて1日の代謝が高まりやすくなります。
 また、日光を浴びることで体内時計もリセットされ、食欲やホルモンのバランスも安定しやすくなると言われています。

▷ すぐに始められる朝活例

  • ベッドの上で1分ストレッチ
  • 朝の10分ウォーキング(日光を浴びながら)
  • 肩回しや深呼吸で血流アップ

「朝は時間がない」という方でも、1分から始めるだけで体に変化が起きます。
 脂肪が燃えやすい状態に切り替える“朝の儀式”を、ぜひ習慣にしましょう。

2. 食事の見直しは「量」より「質」から

▷ 筋肉を守るたんぱく質と、血糖値を安定させる食材を

40代女性のダイエットにおいて最も重要なのが、筋肉量を維持し、代謝を落とさないこと。
 そのためには「糖質制限」よりも、たんぱく質中心のバランスの良い食事が効果的です。

▷ 実践しやすい食事改善のヒント

  • 朝ごはんに卵+納豆でたんぱく質を確保
  • 味噌汁に豆腐・きのこ・海藻をプラス
  • 間食は「お菓子」→「ゆで卵」や「ナッツ」へ
  • 主食は白米→玄米、パン→全粒粉パンに置き換え

完璧を目指す必要はありません。できることから一つずつ始めるだけで、体は確実に応えてくれます。

3. 睡眠は“最強のダイエット習慣”

▷ 睡眠不足はホルモンを乱し、食欲と脂肪を増やす

寝不足が続くと、食欲を増進させる「グレリン」が増え、満腹感を与える「レプチン」が減少。
 これにより、甘いものや脂っこい食事を欲しやすくなり、結果として体脂肪の蓄積を招いてしまいます。

また、疲れが取れずに運動量も減少するため、睡眠不足は“太る生活習慣”の入り口といえるのです。

▷ 良質な睡眠をとるための3ステップ

  • 寝る90分前にぬるめのお風呂に入る
  • 寝室にはスマホを持ち込まない
  • アロマや音楽で副交感神経を優位にする

理想は1日7時間程度の睡眠。
 「朝起きたときに体が軽い」と感じる日は、代謝もホルモンも整ってきているサインです。

■ まとめ:40代のダイエットは、「続けること」が最大の成果になる

40代のダイエットで大切なのは、若い頃のように急激に体重を落とすことではありません。
 筋肉・代謝・ホルモンを整え、痩せやすい体質をつくることが本質的なゴールです。

  • 朝の習慣で代謝アップ
  • 食事の質を整えてリバウンドを防止
  • 睡眠の改善で脂肪を燃やす土台づくり

この3つを“やめずに続ける”ことで、リバウンドしない・我慢しないダイエットが実現できます。

■ 筆者プロフィール

この記事を書いた人
 Yuki Ijiri(パーソナルトレーナー/トレーナー歴12年)
 これまで延べ1,000人以上の40〜50代女性のダイエット・ボディメイクを担当。
 特に「運動が苦手な人でも続けられる習慣化メソッド」に定評がある。
 「がんばりすぎないダイエット」を指導信条としています。